BIOGRAPHY
堀 雅貴 (マンドリン/マンドラ/マンドロンチェロ)
マンドリン界のみならず、広く音楽界に新鮮な波紋を起こすであろうことは自明である- 池辺晋一郎(作曲家)
瑞々しく清洌なトレモロが紡ぎだす夢幻の色彩 マンドリンを極め、ボーダーレスな音楽に臨む堀雅貴が描く芳醇なクロニクル - 鈴木大介(ギタリスト)
1985年2月17日生まれ。
2009年にユニバーサルミュージックよりCDデビュー。
「Rencontres Pince-Cordes 2011」(仏)、「神戸国際音楽祭2013」「サントリー芸術財団サマーフェスティバル2015」等、国内外の音楽祭・コンサートにソリストとして出演。
2018年にmimi duo(Gt.Duncan Gardiner Pf.Setsu Masuda)と共にオーストラリアツアーを開催し、その様子は現地のメディアに取り上げられ好評を博した。
2021年12月に気仙沼市東日本大震災10年復興記念事業として招聘を受けリサイタルを開催。
一方で、エレクトリックマンドリンを用いフュージョンをベースとしたコンテンツ「Mandolicks(Pf:幡田賢彦 Ba:鳴瀬喜博(Casiopea 3rd) Perc:中沢剛)」を結成、演奏活動とマンドリンの楽器としての可能性を拡げている。プロデューサーに大髙清美氏を迎え新しいマンドリンの世界を切り開いた最新アルバム「Xanadu(ザナドゥ)」は、2021年12月にリリース。渾身の楽曲とスピード感溢れる唯一無二のサウンドの世界が構築されており、Jazz Life誌から「他では聞けない実に独創的なサウンド」「マンドリンという楽器の新たな可能性をクラシックとジャズの両方で追求し、非常に高いレヴェルで表現できる、まさに”リアル二刀流”奏者の登場だ」と高い評価を得た。
「Mandolin Ensemble EUPHORIA」(2013-)・「東京ユーフォニックマンドリンオーケストラ」(2020-)を主宰。指揮・作編曲を手がける。
プロデューサーとしてコンサートシリーズ「Il Mandolino Giapponese –もう一つのイタリア文化」(2015-2019)を主催。
落合マンドリン「S-Hシリーズ」監修。OPTIMA社エンドーサー。ジャパン・スーパーユースマンドリンオーケストラ講師。獨協大学マンドリンクラブ音楽監督。著書「マンドリン演奏テーマ別攻略法 Vol.1,2」がリディア電子書店より好評発売中。
これまでに、マンドリン・指揮法・和声学を久保田孝氏に師事。「平成23年度文化庁新進芸術家海外研修員」としてドイツ・ザールブリュッケンに留学。Juan-Carlos Muñoz氏にマンドリンを師事。ジャズ理論・即興演奏を大高清美氏に師事。
東京都知事賞(2002)、第10回ラファエレ・カラーチェ国際マンドリン独奏コンクール第1位(2014)等を受賞。